「大まかな統(tǒng)計では、2010年、中國の風力発電ユニットの輸出は8.8倍伸びた。2011年の受注量も2010年の輸出実績より6.3倍増となっている。これは中國の風力発電設備輸出の見通しが明るいことを示す結果である。中國の風力発電ユニットの輸出は今後さらに伸び、我が國の風力発電業(yè)界の急速な発展をけん引するとみられる」東海証券の牛紀剛アナリストはこのように述べた。
現(xiàn)在、風力発電設備関連の上場企業(yè)は中國に24社ある。その內、風力発電設備のサプライヤーは、金風科技、華鋭風電、東方電気、上海電気、天順風能などがある。現(xiàn)在、華鋭風電、金風科技などの企業(yè)が5MWの風力発電ユニットの開発に著手し、華鋭風電は今年中に中國初となる6兆ワットの風力発電ユニットを完成させる見込みである。
そのほか、一部の上場企業(yè)もそれぞれ、ベアリング、ギアボックス、翼板、コンバーター、中央監(jiān)視システム、電気制御システム、液圧システムなど風力発電設備の部品などの分野で一定の優(yōu)位性を持っている。風力発電量の急速な増加に伴い、上述の風力設備部品製造メーカーも短期間に飛躍的な発展をとげ、ヨーロッパの風力発電に対する投資拡大の恩恵を受ける見込みである。
「中國網(wǎng)日本語版(チャイナネット)」 2011年3月18日