３月２５日、京滬高速鉄道の鎮(zhèn)江駅。

　北京-上海を結(jié)ぶ京滬高速鉄道が數(shù)カ月後に開通する。鉄道部の盛光祖部長は27日、注目を集める同鉄道のチケット価格について説明した。中國広播網(wǎng)が伝えた。

　盛部長によると、同鉄道のチケットには（１）北京から上海への直通チケット（２）區(qū)間ごとに停車するチケット--の2種類があり、區(qū)間ごとに停車するチケットは航空機のチケット価格よりも大幅に安くなると見られるほか、北京から上海への直通チケット価格も、航空機より少し安くなるという。直通チケットの価格は、鉄道建設(shè)コスト、運営コストに基づいて試算される。具體的な金額については、価格法のプロセスに従い、見積もりが終了後に承認申請されるという。

　盛部長はまた、京滬高速鉄道の開通により、既存の京滬線での貨物輸送を増やすことができるため、北京と上海間の客運能力が高まるだけでなく、貨物輸送能力も高まるだろうとの見方を示した。

　盛部長は今年の両會（全國人民代表大會と全國政治協(xié)商會議）において、「中國の高速鉄道は今後、國家中長期鉄道網(wǎng)調(diào)整計畫の範囲內(nèi)で引き続き発展していく」とし、高速鉄道の発展の見通しに十分な自信を示した。

　「人民網(wǎng)日本語版」2011年3月28日