現在、BRICsを代表とする新興経済體は、國際分業體制、世界的な整備、世界の通貨金融システムを改善する上で軽視できない重要なパワーとなっている。國際通貨基金(IMF)がまとめたデータによると、2003年から10年にかけて、新興経済體の成長ペースは先進経済體のペースを毎年4ポイント以上上回った。長期的で持続的な成長ペースの開きにより、新興経済體と先進経済體との経済力の対比に質的な変化が生じたという。
十二五は中國にとって発展モデルを転換させる重要な時期だといえる。中國は今後、経済構造の戦略的な調整を推し進め、內需を拡大し、國民生活の保障と改善を進める。科學技術イノベーションと産業のグレードアップを推進する。また経済と社會のバランスの取れた発展を推進し、基本的な公共サービスの段階的な均質化の促進を社會建設の重要な任務に據える計畫だ。今回の年次総會では中國に関して、「政策の解読:第12次五カ年計畫」、「中國と世界との融合:共存共栄の10年」、「人民元の海外進出:課題とチャンス」など6つの議題が設定された。フォーラムでは中國の閣僚級の代表がこれらの議題に即して、十二五における新政策について詳細な説明を行い、総會に參加する多國籍企業と中國企業との発展戦略の調整を後押しする予定だ。(編集KS)
「人民網日本語版」2011年4月11日