多くの先物証券投資會社は事務所でパソコンを用いて業務管理を行うという形態で運営している。
実際、このような運営形態は時代遅れである。パソコンと伝統的な金融データ業務では未來の市場を予測することはできない。百業投資によると、投資會社は証券の研究、販売、評価、金融データに精通する以外に、市場調査を行うことも必要だという。百業投資はしばしば上場企業に対し調査を行っている。以前は大量の人材を上場企業に送り込み、各企業の管理上の欠點を調査させたり、計畫中のプロジェクトや運営で発生した問題などについて報告させたりしていたという。このような行為に対して、道徳に反すると批判する同業者もいるが、百業投資の顧問は、「同業者はこのような行為はスパイ行為と同じだと言うが、このようにしなければ、どのようにして企業の內情を知り、顧客に正確な予測を提供するというのか」と反論した。
百業投資は人からの情報と企業の情報を照合し、専門的な金融分析を通して、多くの上場企業や株式の見通しを予測することに成功している。
現在、中國の投資家、政府、銀行、投資會社、有名企業や高等教育機関などは金融協力システムを構築している。今後、百業投資のような専門的な金融投資會社が増えれば、東アジアの金融市場は、東アジアないし世界のウォール街に変化を遂げるようになるだろう。
「中國網日本語版(チャイナネット)」 2011年4月21日