Lisa氏は、「現在、SNSゲームを始める人が多くなっている。SNSゲームは內容が面白いのに加え、無料であったり、種類が多いのが魅力的である。これまでよりも低年齢層のユーザーがSNSゲームを好んで使っている」と述べた。
Lisa氏は「MMORPG(大人數のプレーヤーが1つのサーバに接続してプレイするネットワークRPG)のニーズは徐々に熱を失ってきている。この流れはさらに現実的となり、ネットゲーム業界に一定のリスクを與える。しかしBlizzard Entertainment社が提供する『ウォークラフト』など有名なゲームは今後も成長し続ける」と述べた。
実際のところ、2008年まで、中國のSNSゲームは収益がなく、中國市場でシェアを得られないでいた。Lisa氏によると、SNSゲームは主に家庭やオフィスで遊ばれ、ネットバーではあまり遊ばれていないという。一般的に、ネットバーのユーザーはほとんどがMMORPGを遊ぶ傾向にある。しかし、Lisa氏は、これが中國のゲーム市場の成長を妨げるものにはならないとみている。中國にはたくさんのネットユーザーが存在しており、攜帯電話やSNSのゲームが成長することで、多くのネットゲーム會社が利益を得られるからだという。
「中國網日本語版(チャイナネット)」 2011年5月9日