上海市の虹橋出入境検査所が22日明らかにした統(tǒng)計データによると、4月20日に海南省でスタートした離島免稅政策(航空機で海南島を離れる(出國を除く)観光客を?qū)澫螭恕⒒財?shù)、金額、數(shù)量、製品の種類を限定して買い物における輸入稅を免除するという政策)が満1カ月を迎えた。この政策により、ショッピングツアーの受け皿である香港に一定の影響が出ており、この1カ月間に同市の虹橋空港から香港を訪れた人は5525人で、3月20日-4月19日の6143人に比べて約1割の減少となった。「新民晩報」が伝えた。
ある市場関係者の分析によると、同政策の実施により海南省へのショッピングツアーに香港ツアーにはない獨特の優(yōu)位點が加わった。たとえば、免稅の稅種の広さ、対象製品の多さ、出入境手続きが不要であることなどだ。
熱帯に位置する同省では、買い物だけでなく獨特の景観を楽しむこともできるため、香港?澳門(マカオ)?臺灣地區(qū)への旅行を取りやめて同省を選ぶ観光客も少なくない。
同出入境検査所の関係者によると、虹橋空港から香港を訪れる旅客のうち、化粧品やスーツケースなどのぜいたく品を定期的に購入するという人が大部分を占める。海南省の免稅政策の実施により、こうした人々の目的地が香港から海南に変わったという。
「人民網(wǎng)日本語版」2011年5月23日