円は1980年代から、人民元の國際化は2009年から始まり、両者の板ばさみとなる韓國ウォンは世界の舞臺における立場を失いつつあると見られている。
複數の専門家は、人民元の國際準備通貨への準備を進めるに従い、ウォンが少しでも躊躇するならその金利政策の主導権も喪失し、極端な場合はその通貨自體が取って代わられることもありうると指摘している。
つまり、ウォンが人民元や日本円に取って代わられ、消失する可能性があるということだ。
高麗大學のOJeong-geun教授は、「中國が大量に韓國國債を買い増しているため、今後たとえ韓國中央銀行が基準金利の引き上げを行っても、國債の利率が上昇しないという現象が現れ、金利政策の獨立性が脅かされる可能性がある。著しくはウォンの価値が不安定になった場合、ウォンを人民元や日本円に交換する人が増え、ウォンが他の通貨に取って代わられるという深刻な狀況になる可能性もある」と警戒を示した。