三菱が開発した新型MRJ旅客機がこのほど、アジアで日本以外から初めての受注した。この受注は、パリ航空ショーで西側メディアの注目を集め、日本のMRJが中國國産ARJ國內線旅客機の主なライバルの一つとなり、アジアにおける國內線旅客機市場をめぐって中日間で熾烈な競爭が繰り広げるだろうと見られている。「環球ネット」が伝えた。
香港のANI社は90席のMRJを5機購入、16日に契約を締結した。ANIは6年前に設立された旅客機レンタル會社であり、インドネシアの航空會社がその主な取り引き先である。MRJは今年6月に初飛行を予定しており、3年後正式に納品する見通しだ。
MRJを購入した會社としては、全日空(25機)、米國のTrans States社(100機)に次いでANI社は3社目となる。現在、価格はまだ公開されていないが、1機當たり30億円~40億円と推測されている。
現在、MRJには70席と90席の2種類があり、ANI社は、今後100席の機體があれば20機を追加注文することも検討している。
「中國網日本語版(チャイナネット)」2011年6月22日