2日、中國太洋鉱産資源研究開発協(xié)會によれば、國際海底機(jī)構(gòu)(International Sea-Bed Authority;ISBA)理事會は同協(xié)會から提出されていた多金屬硫化物鉱區(qū)申請を許可し、西南インド洋の國際海底區(qū)域における1萬平方キロに及ぶ多金屬硫化物資源鉱區(qū)の獨(dú)占探査権の取得を認(rèn)めた。今後、この資源の開発時には優(yōu)先権も付與される。
ジャマイカで招集されていた國際海底機(jī)構(gòu)第17回総會において、この申請は許可された。これは國際海底機(jī)構(gòu)の2010年5月7日に通達(dá)された《「區(qū)域」內(nèi)多金屬硫化物の開発及び探査に関する規(guī)則》発布後、許可された始めての鉱區(qū)申請となる。申請された多金屬硫化物資源鉱區(qū)は西南インド洋中央部にあたるエリアである。
中國大洋協(xié)會の金建才秘書長によれば、この申請は同協(xié)會が2001年に東太平洋で取得した7.5萬平方キロの多金屬団塊(ノジュール)資源鉱區(qū)の探査契約に続くもので、中國にとって第二番目となる國際海底區(qū)域での獨(dú)占探査権と海底鉱區(qū)の優(yōu)先開発権を取得したことになる。
海底の多金屬硫化物は海底熱水の作用によって形成されるもので、銅、鉛、アルミニウム、亜鉛、金、銀などの金屬を豊富に含んでおり、主に大海の中心部海域に分布し莫大な経済的価値と開発の將來性が注目されている。
この契約に基づき、同協(xié)會は環(huán)境モニタリング調(diào)査、環(huán)境ベースラインの調(diào)査研究、発展途上國の技術(shù)者育成なども実施するという。
「中國網(wǎng)日本語版(チャイナネット)」2011年8月3日