◆対中貿易
ゲーリー?ロック大使はこれまで、対中貿易で多大な貢獻を成し遂げ、米中合同商業貿易委員會の聯合主席に2度就任した。また中國に市場進出環境の改善を促し、知的財産権を持つ製品に対する保護を強化し、米國企業の中國に対する売上増につなげるよう要求した。
商務長官在任中、ゲーリー?ロック大使はオバマ政権が掲げる「輸出倍増計畫」(米國の輸出高を、2015年までに倍増させる計畫)の急先鋒であった。
ゲーリー?ロック大使は就任演説で、貿易関係についてことさら強調することはなかったが、在中米國企業から歓迎された。
中國米國商會の狄安華主席は、「ゲーリー?ロック氏は商務長官在任中、在中米國企業を力強く支援した。同氏の駐中國大使就任は、またとない人選だろう」と指摘した。
ゲーリー?ロック大使はかつて、米國企業にとって中國は非常に重要な新興輸出市場であると見なしていた。同氏は2011年5月のスピーチで、「米中両國は経済の転換點に直面している。購買力をつけてきている中國の消費者が、米國企業からより多くの製品とサービスを購入するだろう。また米中両國のイノベーターは、畫期的な技術の開発に向け共同で努力するだろう」と発言している。
「人民網日本語版」2011年8月15日