中國外國為替取引センターの11日発表によると、同日の人民元対ドルレート基準値は6.3483で、初めて6.35元臺を突破し、為替制度改革実施以來の最高値を更新した。これで、2005年5月の中國の為替制度改革実施以降、人民元対ドルレート基準値は累計で30%以上上昇したことになる。
人民元対ドルレート基準値が再び最高を更新したことを受け、11日の銀行間為替市場の人民元対ドル直物相場の始値は6.3400に跳ね上がった。
アナリストは、前日のドル指數(shù)が1.42%暴落したことが、11日の人民元相場の大幅上昇の重要な原因であると指摘する。今後、人民元は対ドルで小幅に上昇する傾向が続くと見られている。
データでは10月11日現(xiàn)在、人民元対ドルレートは今年累計で4.32%上昇し、2005年7月の為替制度改革実施以來、人民元対ドルレートは累計で30.27%上昇した。
「中國網(wǎng)日本語版(チャイナネット)」 2011年10月12日