商務(wù)部の沈丹陽報道官は19日、定例記者會見で、來年第1四半期の貿(mào)易は相當(dāng)厳しくなるとの見方を示した。
沈丹陽報道官は會見で、「國內(nèi)外の環(huán)境の変化、とりわけ我が國の貿(mào)易に影響を與えるリスクの増大により、今年の第4四半期と來年、とくに來年第1四半期の貿(mào)易は相當(dāng)厳しいものとなる」と述べた。また、2011年全體の見通しについて、「コストや人民元の上昇などの要素を総合的に考慮すると、今年の貿(mào)易は通年で『前高後低』の様相を呈する見込みである」との見解を示した。
沈丹陽報道官は、9月の貿(mào)易黒字の縮小について、「想定內(nèi)だった」と明かした。今年1月‐9月、対外貿(mào)易規(guī)模が拡大する中、中國の貿(mào)易黒字は縮小。貿(mào)易総額に占める貿(mào)易黒字の割合は4%前後、GDPに占める割合も2%前後と、ともに大幅に減少した。これは中國政府が貿(mào)易の均衡化整に積極的に取り組んでいることを示している。したがって、中國の貿(mào)易黒字が巨額だとして、中國に対し圧力をかけるのは妥當(dāng)ではない。
商務(wù)部は今後、輸出稅還付や輸出信用リスクの保障、人民元レート、人民元建ての貿(mào)易決済、貿(mào)易の利便化など輸出関連政策の安定に努めると同時に、既定の発展目標(biāo)実現(xiàn)に向けて輸入拡大や貿(mào)易発展モデルの転換に積極的に取り組むとしている。
「中國網(wǎng)日本語版(チャイナネット)」 2011年10月20日