野村ホールディングスはGE(ゼネラル?エレクトリック)の金融子會社GEキャピタルの中國部門、GEキャピタル?ファイナンス(中國)を買収する計畫だ。報道によると本買収は、野村ホールディングスが中國金融サービス市場に進出する重要な合図である。野村ホールディングスは、日本最大の投資銀行?証券會社。中國経済網がブルームバーグの記事を引用し報じた。
野村ホールディングスは長年に渡り、中國市場における業務強化を狙ってきた。本買収により、同社は人民元建て製品を初めて提供する見通しだ。
野村ホールディングスは本買収に関して、中國銀行業監督管理委員會 (China Banking Regulatory Commission)の批準を待っている。関係者は、「本買収が批準されれば、野村ホールディングスは上海に本社を置くGEキャピタル?ファイナンス(中國)を銀行に変える申請を行うだろう」と表明した。
外資系銀行はこれまで中國業務の開拓に取り組んでおり、特に高い利益を得られる証券取扱業務が注目を集めている。ゴールドマン?サックスは、「中國は2030年までに、米國を抜き世界最大の証券市場となる」とまとめている。
本買収の資金総額は明らかにされていない。ブルームバーグの報道によると、本買収は野村ホールディングスがアジア太平洋市場を開拓する上で、重要なステップとなる。
GEキャピタル?ファイナンス(中國)はGE傘下の金融サービス企業である。同社は現在、中國で9つの事務所と150名以上の金融アナリストを確保しており、商業用不動産の賃貸や短期融資等のサービスを主に提供している。
「人民網日本語版」2011年10月20日