胡錦濤総主席は、世界経済の再均衡実現の問題を中國側がどのようにみているかについて回答した際、次のように強調した。これまでのG20首脳會合で、中國とその他の一部の國の指導者も、現在世界経済における最大のアンバランスは南北の発展不均衡で、アンバランスを解決する目的は共に発展できるようにすることだと指摘している。発展途上國が発展を加速し、共に成長を享受し、共に繁栄するのを助けてこそ、世界経済の回復に堅実な基礎を得、世界の総需要をより一層拡大することができ、世界の経済成長が長期間続くことができる。これはG20が世界の発展問題に関心を寄せることを中國側が揺るぎなく支持している重要な原因でもある。
胡錦濤主席は次のように語った。世界的な金融危機が発生して以降、中國は強力な內需刺激政策を実行しており、國內総生産(GDP)の年平均成長率は9%以上で、輸入と対外投資の伸びは加速している。今年第1―3四半期、中國のGDPの成長率は9?4%で、消費財小売総額は17%伸び、輸入総額は26?7%伸びて1兆2851億?に達した。これらは世界経済の回復と成長に重要な貢獻を果たしている。
胡錦濤主席はまた、今後5年間、中國の消費の伸び率は比較的高い水準に保たれ、輸入総規模は8兆ドルを超える見通しであり、このことは中國の経済発展の世界経済に対する貢獻になるだろうと語った。
?新華網日本語?より 2011年11月13日