外交部の劉為民報道官は14日の定例記者會見で、人民元レートやイラン核問題などについて記者の質(zhì)問に答えた。
「アメリカのオバマ大統(tǒng)領(lǐng)が、人民元相場と知的所有権の保護に対する中國の対応に不満を表明したことについて、中國はどのように評価するか」との質(zhì)問に対し、劉為民報道官はハワイでの胡錦濤主席の対応を紹介した。
ハワイでオバマ大統(tǒng)領(lǐng)と會談した胡錦濤主席は、「中國の為替政策は責(zé)任あるものだ。市場の需給をベースとする管理された変動相場制の確立を目指し、人民元の相場形成メカニズムの改革を引き続き緩やかに進める」と述べた。さらに、「米國の貿(mào)易赤字や失業(yè)などの構(gòu)造問題は人民元相場がつくり出したものではない。人民元が大幅に上昇しても、アメリカが直面する問題の解決にはつながらない」と指摘。そして、アメリカはいち早く対中輸出製品に対する規(guī)制を緩和し、中國企業(yè)の対米投資を促すべきだとした。