中國國內の外國為替市場で28日から、人民元と豪ドル、カナダドルとの取引が始まった。これにより、人民元はほとんどの主要通貨と直接取引の仕組みを構築、國際化に向け大きく前進した。中國紙、京華時報が伝えた。

中國の國內市場で人民元と直接取引が可能な通貨はこれまで、米ドル、ユーロ、日本円、香港ドル、英ポンドだったが、昨年からマレーシアのリンギット、ロシアのルーブルとの取引も開始。これに今回の2種類が加わり、人民元と直接取引が可能な通貨は9種類になった。

「人民網日本語版」2011年11月29日