中國人民銀行(中央銀行)は22日、四半期ごとに実施している全國50都市、計2萬世帯を対象にしたアンケート調査結果を発表した。調査では、中國人が物価を高いと感じていることや中國人の不動産購入意欲が減退していることが明らかになった。
調査によると、今年第4四半期の物価満足指數は16.5%で、前四半期より1.7ポイント、昨年同時期より2.7ポイント上昇した。現在の物価について、「高い、受け入れられない」と答えた人は68.7%で、前四半期より3.2ポイント、昨年同時期より5.1ポイント低下した。「受け入れられる」と答えた人は29.6%で、前四半期より3.2ポイント、昨年同時期より4.9ポイント増えた。
物価予測指數は65.4%で、前四半期より9.4ポイント、昨年同時期より16.3ポイント低下、物価が上昇すると予想する人が大幅に減少していることが分かった。そのうち、來年第1四半期の物価が上昇すると答えた人は36.8%、前四半期より12.8ポイント下がった。