自主革新は中國製造業(yè)の國際競爭力を高める唯一の手段
工業(yè)化で発展した國はどれも「模倣-導入-消化-吸収-革新-再革新」という過程をたどっている。中國の企業(yè)は「模倣」と簡単な「革新」の段階にとどまり続けた場合、短期的にはリスクも投入資金も低く抑えられ、効果もすぐに得られるだろう。しかし、そのような企業(yè)はバイタリティと競爭力に欠ける。中國は政策や資金面で全面的に企業(yè)をサポートし、企業(yè)の大膽な技術革新を奨勵し続けるべきである。
長期的な見方をすれば、技術革新は國の魂であり、國家を発展させる動力である。ただし、主體は企業(yè)だが、技術革新の原動力は人間であることを忘れてはならない。
自主革新(企業(yè)獨自の技術革新)を達成するためには、一歩一歩著実に、健全で整備された人材奨勵システムを構築する必要がある。
大量のリード人材を育成するためには、一定の資金投入と最先端の実験設備の購入が必要なのはもちろんだが、イノベーション人材の身分保障も考える必要がある。
自主革新を達成するためには、グローバルな視點を持ち、世界のリーディングカンパニーを參考にしつつも、それを超えるよう努める必要がある。
最近、振華重工集団を視察した。同集団の主力商品であるコンテナクレーンは10年連続で世界シェア75%を達成、その主な市場は歐米である。それほど高いシェアを獲得しているにもかかわらず、同集団はそれにうぬぼれることなく、産業(yè)構造の調整を加速し、知能型港灣の開発に努め、鋼構造市場に參入した。サンフランシスコのオークランドベイブリッジは地震帯に位置しており、高い質が要求されるが、この橋には上海振華が製造した鋼構造が使用された。同集団は技術革新を重ね、新たな技術の進展を遂げている。肝心なことは、同集団が収入の4%を研究費に充てていることである。整備された奨勵システムを構築し、1年に1つ世界一の製品を生み出すことを目標としている。