清潔、靜寂、秩序。日本に初めて來た人の印象だ。地下鉄のエスカレータでは、人々は自然に左側に列をなしている。靜寂と秩序を作ることが、日本人の生活のすべてに行き渡っている。自動車も歩行者優先が守られ、ラッシュ時にさえクラクションの音はまれだ。東京や大阪は、北京や上海と比べ、同じ大都市なのにもかかわらず、喧噪が少ない。
2011年12月5日、筆者の參加する視察団は石川県に到著した。石川県の中小企業発展モデルは成熟しており參考になる。地方の中小企業振興を研究することが、今回の研修の目的である。10日間に10社を訪問した。
石川県日中友好協會の古賀克己會長によると、日本の會社の99.7%を占める中小企業は、震災後の経済回復の原動力となったという。「中小企業は日本の経済的基盤です。中小企業がなければ今の日本はない」と語る。