浦発銀行はこのほど広州でハイレベルフォーラムを開催した。同フォーラムに出席したエール大學の陳志武教授は2012年の中國経済について、「上半期は低迷するが、下半期は好転するだろう」と述べた。陳教授は「2012年中國経済動向見通し」と題したレポートの中で、「中國は今年たくさんの課題を抱えることになる。その最大の課題は民間経済の縮小だ」との見方を示した。また、陳教授は今年の金利について、「預金準備率が4~5回ほど引き下げられるものの、金利はあまり変化しない」としたほか、「不動産価格が20%下落すれば、不動産政策は転換される可能性が高い」などと予測した。