香港『文匯報』9日付の記事によると、現在、歐州債務危機が深刻化し、歐米経済が衰退に向かう中、今が正に中日韓自由貿易區の指導する最良の時期であり、重大な意義を持つ。中日韓の持続可能な経済成長を強化することに有利であり、東南アジア乃至アジア経済の一體化の進展を促進し、世界の経済回復を後押しすることにも重要な意義がある。
第6回中日韓外相會議が昨日、中國浙江省寧波市で開催された。注目を集めている中日韓自由貿易區の交渉について、積極的な成果があり、3カ國は自由貿易區の交渉の早期開始を強調した。
歐州債務危機や歐米経済の低落という情勢の中、中日韓自由貿易區を始動するには最適の時期であり、その意義は重大だ。中國?日本?韓國の內生の経済成長エネルギーを増強し、持続可能な成長を促すだけでなく、東南アジア乃至アジアの経済一體化のプロセスをけん引し、世界の経済回復を促進することにとっても重要な価値がある。
中日韓自由貿易區を設立することは、各界の注目の的である。自由貿易區構想は2001年に打ち出されたもので、世界経済の勢力構造が金融危機によって変化したことで、自由貿易區のプロセスが飛躍的に進んだ。今年3月、中日韓3カ國は『中日投資協定』の殘存課題について実質的な合意に達し、協定作業についての仮調印を行なった。