青島ヒ酒株式有限公司(青島ビール)は6日に公告を出し、日本のアルコール飲料大手サントリーの中國法人?三得利(中國)投資有限公司(サントリー中國)との協力合意に調印したことを明らかにした。雙方は今後、上海市と江蘇省の業務を2つの合弁會社に集め、それぞれ株式の50%ずつを保有するという。今回の提攜は利益の最大化が狙いだ。「証券日報」が伝えた。
青島ビールの張瑞祥董事會秘書(理事會秘書)は取材に応える中で、「わが社とサントリーとの協力は、華東エリア市場の局面を変えるためであり、シナジー効果の下での協力の一種だといえる」と述べた。
▽華東市場を占領へ
周知の通り、ここ數年來、中國ビール企業の対外拡張の歩みが拡大を続けており、市場は華潤雪花、青島ビール、燕京ヒ酒、アンバイザー?ブッシュ?インベブグループの四大大手が肩を並べる局面を呈している。青島ビールは今回サントリーと提攜したことにより、華東市場の占領に向けて一歩リードしたことになる。
青島ビールの公告によると、同社とサントリー中國とは、それぞれ上海市と江蘇省全域にある対象子會社の資産と業務を再編して2つの合弁會社に集める予定だ。一つは生産などの事業を手がける合弁會社、もう一つは販売を手がける合弁會社だ。