國家知識産権局保護協調司の武暁明副司長は27日、広東省清遠市で行われた中央企業知的財産権保護?イノベーション発展フォーラムに出席した際、中國の3種類の特許(発明、実用新案、意匠)の出願件數が累計1千萬件を突破したことを明らかにした。新華網が報じた。
武副司長は「1985年に特許制度が確立されて以來、中國はわずか28年未満でゼロから1千萬件へと歴史的飛躍を遂げた。知識産権局のデータによると、1985年の時點で中國の3種類の特許の出願件數はわずか1萬4千件だった。しかし2011年には年間出願件數が141萬件あまりに達した」と語った。
武副司長によると、特許権の保護は依然として知的財産権保護における弱點だという。最新のデータによると、國內特許権所有者のうち30%が権利侵害の被害に遭っており、権利保護措置を講じた人はそのうちわずか10%だった。今年1-7月、全國の知的財産権部門は特許をめぐる事件を2248件受け付けている(昨年同期比13%増)。