人民元スポットレート、為替制度改革実施以來の最高を更新
11月12日、中國外國為替市場での人民元対米ドルレートの基準値は1米ドル=6.2920元で、半年ぶりの高水準となった。同日の対米ドルのスポットレートは初めて6.23元の大臺を突破し、2005年の人民元為替レート改革以來の高値を付け、10取引日連続で値幅制限の上限に到達している。13日付中國証券報が伝えた。
データによると、7月26日に再び上昇傾向を回復して以來、人民元対米ドルのスポットレートは既に2.56%上昇している。市場関係者は「現在、市場におけるドル保有意欲が低下していることが、銀行間市場における人民元対米ドル相場の持続的な上昇を招いている。この狀況は一定期間続くと見られるが、人民元相場が長期的な上昇局面になることはない」との見方を示している。
升破6.23 人民幣即期匯率創匯改以來新高
12日,人民幣對美元匯率中間價為6.2920,達到半年以來高點;即期匯率首度升破6.23整數關口,創2005年匯改以來新高,且連續第10個交易日觸及交易區間上限。據統計,自7月26日重拾升勢以來,人民幣對美元即期匯率已累計上升2.56%。
市場人士認為,當前市場結匯意愿較強,使銀行間市場人民幣對美元持續升值,預計這一局面將維持一段時間,但人民幣匯率不會出現趨勢性升值。