先般、「美しい中國」の建設というコンセプトが市場の注目を集めており、関連株も連日上昇傾向にある。市場関係者は「『美しい中國』が內包している意味が深いもので、具體的な投資チャンスを見極めるためには、エネルギー?資源の節約と生態環境の保護に根ざした持続可能な経済発展を目指す『生態文明建設戦略』がどの分野で先に展開されるかを見る必要がある」と指摘する。16日付中國証券報が伝えた。
現在、環境保護部などの関連部門は、火力発電及びセメント産業などの排煙脫硝(排ガスから、大気汚染や酸性雨の原因となる窒素酸化物(NOX)を除去すること)への取り組みを強化しており、奨勵及び規制措置を同時に取り入れることで、より効果的に推進することを目指している。火力発電の排煙脫硝?脫硫(排ガスから硫黃酸化物(SOx)を除去すること)に代表される大気汚染の予防及び汚染物質の除去は今後一定期間、中國の省エネ?汚染物質排出削減事業の中心になる見通しだ。
火力発電の排煙脫硝は汚染水、固體廃棄物、土壌汚染の処理などの環境保護産業に比べ、技術の成熟度、産業化の基盤、関連政策の整備において、ある程度のアドバンテージを有している。そのため、政策の更なる後押しによって、「美しい中國」の建設戦略の「第1弾」投資プロジェクトになることが期待されている。加えて、セメント産業の脫硝プロセスの促進が足並みを揃えることで、この二大業種の脫硝プロジェクトの潛在市場の規模は1000億元に上り、今後投資が加速するだろう。
“美麗中國”第一單或花落火電脫硝
近日,“美麗中國”概念引發市場熱議,相關概念股也連續多日飄紅。市場人士指出,“美麗中國”概念涵蓋內容繁多,具體的投資機遇還須看建設生態文明戰略在哪個領域率先落地生根。
中國證券報記者獲悉,目前環保部等相關部門正在加緊推進火電及水泥等行業的煙氣脫硝進程,并醞釀采取激勵和約束并舉的措施加以引導。以火電煙氣脫硫脫硝為代表的大氣污染防治將成為未來一段時期內全國節能減排事業的首要陣地。
相關分析普遍認為,火電煙氣脫硝相較于其他諸如污水和固廢處理、土壤污染治理等環保產業門類來說,在技術成熟度、產業化基礎及相關配套政策完善度等方面均具有一定的優勢,此番在政策進一步力推下,有望成為落實“美麗中國”戰略的“第一單”。加之水泥行業后期脫硝進程的跟進,兩大行業脫硝所蘊藏的數千億元市場空間,有望在未來一段時期加速釋放。