専門家は、現在、中國と日本、韓國は自動車産業、鉄鋼産業、石油化學工業などの分野においてライバル関係にあるものの、全體的に見ると、中日韓はそれぞれ産業チェーンのローエンド、ミドルエンド、ハイエンドに位置し、経済面で非常に高い相互補完性を持ち、投資、連攜における見通しは極めて明るいものである。特にサービス貿易、新エネルギー、低炭素技術などの分野は、3カ國が協力関係を強化していく重要分野である。
また、地域貿易と投資の更なる一體化によって、地域通貨の融合がより一層進むことで、人民元の地域的な影響力は更に高まることが見込まれる。対外経済貿易大學中國國際通貨研究センターの孫華妤主任は「人民元の國際化は周辺諸國で流通する、いわゆる『周辺化』から始まった。現在、國境貿易においては人民元が幅広く使用されている。中國のアジア地域での貿易シェアは高く、中日韓FTAが始動すれば、地域內の取引と投資規模の更なる拡大を促進することができる。それにより、人民元が地域內において、より広範囲で使用されることで、人民元の國際化のプロセスが推進されるだろう」と見ている。
專家表示,目前,中國與日本、韓國在汽車、鋼鐵、石化等產業存在競爭,但是總體來說,中韓日分別位于產業鏈的低端、中端和高端,經濟具有很強的互補性,相互投資、合作的前景廣闊,尤其是服務貿易、新能源和低碳技術等方面都將是三方合作的重點領域。
此外,區域貿易和投資的進一步一體化將促進區域貨幣的進一步融合,人民幣區域化的進程也將進一步加快。對外經濟貿易大學中國國際貨幣研究中心主任孫華妤說,人民幣國際化是從周邊化開始的,目前人民幣已經在邊境貿易中被廣泛使用。中國在亞洲的貿易份額比較大,中日韓自貿區啟動后,將促進區域內交易和投資規模的進一步擴大,使得人民幣在區域內被更廣泛的接受,這也將進一步推動人民幣國際化的進程。
「中國網日本語版(チャイナネット)」2012年11月22日