香港における人民元建て預(yù)金の規(guī)模はここ2年で急速に拡大している。しかし、人民元建て金融商品の発展に伴い、香港の人民元資金プールの規(guī)模は2011年末から微かに変動し始めている。2012年以降、香港の銀行は人民元建て預(yù)金金利を絶えず引き上げており、これまで冷遇を受けてきた人民元は、今や大きな人気を集めている。21日付中國証券報が伝えた。
香港の銀行に対する取材から、一部の銀行の人民元建て預(yù)金金利が中國內(nèi)陸部よりも高いことが明らかになった。大口の人民元建ての1年物定期預(yù)金の金利は、南洋商業(yè)銀行が3.38%、永亨銀行が3.3%、建銀亜州が3.28%で、全體的に見ても、3%以上の銀行がどんどん増えている。
1年前には、このような狀況は考えられなかった。過去2年間、香港での人民元建て預(yù)金の規(guī)模は急速に拡大し、2010年年始にはわずか630億元だったものが、その後うなぎのぼりで増加、2010年末には3000億元を超え、2011年中旬には既に5500億元に達していた。そして、2011年9月末、人民元建て預(yù)金は6222億元のピークに達した。しかし、投資ルートが限られていたために、人民元建て預(yù)金金利はどんどん下がり、最も低い時期の1年物定期預(yù)金の金利は0.5%を下回っていた。