中日韓自由貿(mào)易圏の建設(shè)が一定の進(jìn)展を遂げている。2012年11月に3カ國の指導(dǎo)者は中日韓自由貿(mào)易協(xié)定(FTA)交渉を正式にスタートすることを宣言し、以後、2回にわたり會合が行われた。中日韓自由貿(mào)易圏の建設(shè)は國際経済の発展情勢における必然的な要求に応えるものだ。5年前に発生した國際金融の後遺癥が今なお消え去らず、再発することもあり、このことが世界経済に多くの不確定要因をもたらし、各國の経済発展で解決すべき新たな課題にもなっている。世界経済の一層の開放を目指して発足した世界貿(mào)易機(jī)関(WTO)のドーハラウンドは前に進(jìn)むことが難しくなり、地域レベルの経済協(xié)力に目を転じ、日々激化する國際競爭の中で先手を打ちたいと考える経済體がますます増えている。自由貿(mào)易圏建設(shè)を中核とする地域協(xié)力は、世界の主要経済體の対外経済貿(mào)易協(xié)力における重要な戦略となっており、新たな情勢における一つの潮流にもなっている。よく知られるように、中日韓の情況も同じだ。世界経済の大きな変化によりよく対応し、國際競爭における競爭力をさらに高めるため、中國は流れに乗り、自由貿(mào)易圏建設(shè)を通じて、3カ國の経済貿(mào)易協(xié)力を深いレベルで推進(jìn)しなくてはならない。目下の情勢の中で、中日韓自由貿(mào)易圏の建設(shè)を積極的に推進(jìn)することは、北東アジア地域の経済協(xié)力を深化させ、3カ國の相互利益を?qū)g現(xiàn)し、ともに発展する上での最良の選択だ。