中國金融期貨交易所（先物取引所）で6日午前、國債先物が上場された。中國共産黨上海市委員會(huì)の韓正書記（中國共産黨中央政治局委員）、および証券監(jiān)督管理委員會(huì)の肖鋼黨委員會(huì)書記?主席が共同で取引開始を宣言した。國債先物取引は中國にとって初の金利先物であり、中國の先物?デリバティブ市場が新たな発展段階を迎えたことを示す。人民日?qǐng)?bào)が伝えた。

　取引開始初日の國債先物取引市場は全體的に安定を保った。同日、國債先物取引は現(xiàn)物市場の流れを受け継ぎ、前場高値から始まり、その後は小幅下落となった。うち、主要先物品種のTF1312（2013年12月に満期）は94.220元で始まり、最高値94.540元、最安値94.140元をつけ、終値は94.170元で、基準(zhǔn)価格（94.168元）と比較すると0.002％の上昇となった。

　同日は比較的活発な取引が行われ、取引と建玉の構(gòu)造も合理的だった。同日の取引件數(shù)は3萬6635件、取引高は345億6700萬元、建玉は2959件だった。上場した國債先物品種であるTF1312、TF1403（2014年3月に満期）、TF1406（同6月に満期）の取引件數(shù)はそれぞれ3萬4248件、1840件、547件、建玉は2625件、218件、116件だった。取引と建玉は主に満期日の近い月分に集中し、こうした分布狀況は國際市場と似通っていた。同日の取引から見るに、投資家は理性的で、機(jī)関投資家も積極的に參與し、先物と現(xiàn)物の連動(dòng)性も良好だった。（編集SN）

　「人民網(wǎng)日本語版」2013年9月7日