中國の國際會議の「やり方」は確かに西側諸國と異なるが、異なるからといって何だというのか。G20杭州サミットで中國は自信を深めた。世界は多様であり、中國は自國の文化的特長を示す際に、西側輿論の顔色をうかがいためらう必要はない。中國は世界に融合すると同時に自國のことに取り組み続ける。これはグローバル化の要義の一つだ。

世界各地でスローガンが叫ばれているが、中國は力強い行動力を持つ國だ。G20杭州サミットは、大成功を収めた。國內外では批判もあるが、そのプラスの成果は杭州市民と全國の観光客に長期的に享受される。北京五輪の開催前も不満が漏れていたが、今や圧倒的多數の北京市民にとって五輪が美しい記憶であるのと同じだ。五輪の象徴的な建築物である「鳥の巣」と「ウォーターキューブ」は、各地の観光客の重要な目的地になっている。

臺頭の過程において、中國がますます主役になり、さまざまな出來事に遭遇することは間違いない。中國は「成功」への認識を絶えず改め、「西側」との駆け引きも老練になるだろう。発展は最も重要であり、高度発展は中國が世界から尊重と発言権を勝ち取るための最大の武器である。中國を観察する西側輿論の顔色はそれほど重要ではない。中國は以前そのように推測していたが、今や本當にそう思いつつある。

世界の団結とは何か？この疑問に関する我々の認識もはっきりしてきている。これは存在しないわけではないが、その現実的な意義を過大評価するべきではない。中國は世界のさらなる団結のため貢獻するべきだ。G20杭州サミットは、中國にそのような能力があり、そうすることは中國の利益にも合致することを示した。

「中國網日本語版（チャイナネット）」2016年9月6日