日本最大の経済団體、日本経済団體連合會(huì)(経団連)の主任研究員、青山周(あおやま めぐり)氏は、このほど『経済日報(bào)』の特別取材に応じ、中國の安定的な経済成長に肯定的な見方を示したうえで、「両會(huì)」(全國人民代表大會(huì)と政治協(xié)商會(huì)議)について次のように述べた。
「中國の「両會(huì)」は各地方の代表や各界の委員が國是を論じ合う重要な場だ。中國に強(qiáng)い関心を持つ學(xué)者として、私は両會(huì)とその議論の內(nèi)容に注意を払っているが、日本の企業(yè)界も投資家も両會(huì)で取り上げられる焦點(diǎn)に強(qiáng)く注目しており、新たな政策が発表されることに期待している」
「近年、資産バブルの防止について調(diào)べてきたが、経済が減速した後も、高度成長期のような資産価格の上昇が続くと政府も國民も期待していると、資産バブルが生じやすい。これは経済成長を遂げた國々の事例からみても明らかだ。今両會(huì)で金融制度の健全な発展の保証や資産の安定性の確保などについて話し合われ、関連政策が発表されることを期待したい」
「安定的な経済成長を確保するには、ポテンシャルの掘り起こしが非常に重要となる。中國はまだまだ伸びしろが大きいが、経済構(gòu)造の転換の促進(jìn)に向け、立ち遅れた分野の問題に対処するとともに、伸びしろのある新しい分野に資源を投じる必要がある。中國は足元でこうしたプロセスを意欲的に進(jìn)めており、経済も産業(yè)も新たな成長の「再統(tǒng)合」の段階に入っている」
中國企業(yè)による海外での10億ドル以上のM&A(買収合併)は昨年、51件に上った。これについて青山氏は、「中國政府が國內(nèi)外の企業(yè)界や投資家に魅力的な成長ビジョンを示してくれることに期待するほか、中國が世界各國により多くの投資機(jī)會(huì)を提供し、中國と世界各國の経済成長により多く貢獻(xiàn)することにも期待する」と述べた。
常に中國の経済成長を見続けている専門家として、中國が政策面で、より一層「改革による安定の促進(jìn)」や「開放による安定の促進(jìn)」を重視していることを高く評価すると強(qiáng)調(diào)した。
「中國は今や世界第2位の経済大國であり、中國の成長は中國自身の問題であるだけなく、世界全體にも影響を及ぼすものだ。米國の政権交代や歐州の選挙イヤーなど不確定要素が多く、中國経済の安定成長は世界の経済成長に極めて重要なものとなっている」
「中國網(wǎng)日本語版(チャイナネット)」2017年3月6日
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