ドイツメディアは10日「減りゆく即席麺とビール、中國人消費(fèi)者がケチに」と題した記事を掲載した。要旨は下記の通り。
中國経済の見通しは良好だが、かつて驚異的な購買力を誇った中國人消費(fèi)者は「細(xì)かい計(jì)算」をするようになった。これを受け多くの経営者が、発展方針の見直しを始めている。
中國2位のビール企業(yè)の青島ビール社が発表した最新の報(bào)告書によると、利益が過去20年間で最大の下げ幅を記録した。理由は「競爭の激化、需要の疲弊」だ。即席麺大手の康師傅の利益は3分の1減少。中國市場調(diào)査グループのアナリストは「食品、衣料品、映畫の消費(fèi)で、中國人はよりうるさくなり、コストパフォーマンスを気にするようになった。依然として高い成長性を秘めているが、関連市場の競爭もより激化し、大手ブランドも経営難に陥っている。競爭に勝つため、企業(yè)は革新に取り組み、十分に資金を蓄えておく必要がある」と指摘した。
しかし中國人消費(fèi)者が財(cái)布の紐を緩めたがる分野もある。スポーツウェアが特にそうだ。李寧や安踏などのスポーツ用品企業(yè)は、販売量が大幅に増加することを確信している。これは中國スポーツ市場が成長中で、消費(fèi)者が健康をより重視するようになるからだ。最新データによると、経済成長と市場の販売は今年の第1四半期、幸先の良いスタートを切った。しかし「ケチ」になる中國人消費(fèi)者を引きつけるため、多くの経営者が頭を悩ませることになるだろう。
「中國網(wǎng)日本語版(チャイナネット)」 2017年4月13日