イギリスの『デイリー?メール』の5月5日の報道によると、シティグループは、アップルの現金保有額は2500ドル(約1兆7200億元)で、その90%が海外にあるとした。シティグループによると、アップルはDVDレンタル會社ネットフリックス、映像配信會社Hulu、テスラモーターズ、ウォルト?ディズニーなど7社の買収を検討しているという。
資産が増加すればアップルは巨額買収を行い、その商業帝國は拡大し、iPhoneなどの商品を上回るとみられている。
アップルのキャッシュは2658億ドル(約1兆8300億元)で、4年半前の現金収入の2倍になっている。株主の圧力を受け、アップルは資本還元プログラムに500億ドルを追加、自社株買い戻しの規模を350億ドル(約2416億2200萬元)拡大し、四半期配當金を10.5%引き上げた。同社は93%の現金、現金同等物、債券を海外に置き、米國の法人稅を免れ、これは大手會社がよくとる方法である。
アップルは映像ストリーミング配信會社のネットフリックスや電気自動車メーカーのテスラモーターズの買収に力を入れるとみられている。しかし、ここ數カ月で交渉はすでに始まっており、アップルがウォルト?ディズニーを買収するかはわかっていない。ただ、アップルとウォルト?ディズニーが合わされば世界初の1兆ドル(約6兆9000億元)規模の會社が生まれ、同時に世界で最も成功したブランドとも技術や娯楽分野で提攜することになる。
「中國網日本語版(チャイナネット)」 2017年5月9日