電気自動車の國際競爭力において、中國がこのほど世界トップとなった。一方、日本はランキングを落とし続けている。日本メディアが１２日伝えた。　

中國は最近電気自動車の発展に力を入れるとともに、新たな政府規制措置を導入。日系の自動車を追いやり、日本企業の自動車産業におけるリーダー的地位を覆している。しかし「環球時報」のインタビューを受けた多くの専門家は「中國は日本の自動車を追い出しているわけではない。世界で日本だけが唯一、燃料と電気の間に位置するハイブリット車戦略をとっている。日本は電気自動車の開発スピードがこんなに速く、ハイブリット車の凋落が早くなるとは思ってもいなかっただろう。これは中國市場の問題ではなく、世界の自動車産業の選択の問題である」との見方を示している。 　

中國が日本車の優位性を崩す？

「中國の日増しに深刻となる大気汚染が新エネ車を生み出す重要な原因となっている。國民の環境保護に対する意識が高まる中、電気自動車は一段と大きな市場を有することになる」（英ガーディアン）という見方がある一方で、日本経済新聞は「中國政府が減稅や補助金、ナンバー優先割り當てなどの優遇政策で、電気自動車の発展を積極的に推し進めている。これが中國が短期間に電気自動車大國になった要因である」と分析している。