先ほど開かれた2017年中國?アラブ諸國高速鉄道分科會において、海外鉄道建設の豊富な経験を持つ中國鉄道企業の複數の責任者は、先端技術と確かな実力により、中國の鉄道は海外進出の好機を迎えていると表明した。
中國鉄路総公司の劉振芳副総経理は、同分科會の基調演説で「多くの國が高速鉄道の建設と発展の計畫を始めている。各國は高速鉄道の協力を含む鉄道協力を強化している。中國の鉄道は、対外協力?交流?発展の高い潛在力を秘めている」と指摘した。
世界経済一體化により、地域鉄道網の相互接続の需要が拡大している。多くの國が鉄道を、優先発展分野に指定している。
中國交通建設股份有限公司の王建副総裁は「鉄道は地域経済?政治?社會?文化のつながりを強化し、國家安全を保障する上で重要な力を発揮する。世界的に、鉄道の地域一體化の強い傾向が見られる。中國の鉄道は、海外進出の重要なチャンスを迎えている」と話した。
中國鉄路総公司のけん引を受け、中國の鉄道企業は近年、共同で海外進出している。中國ラオス鉄道、ジャカルタ?バンドン高速鉄道、パキスタンのオレンジラインメトロ、タイのバンコク?ナコーンラーチャシーマー鉄道、ハンガリー?セルビア鉄道など一連の海外鉄道プロジェクトがすでに著工されているか、積極的に推進中となっている。
中國鉄建股份有限公司が海外で建設する鉄道は、現在すでに1萬キロ以上に達している。同社の汪文忠副総裁によると、同社は近年「一帯一路」(シルクロード経済ベルト、21世紀海上シルクロード)沿線國と、トルコのアンカラ?イスタンブール高速鉄道、メッカライトレール、メッカ?メディア高速鉄道などの、多くの鉄道プロジェクトの建設に參與している。
劉氏は「當社と所屬部門は現在、48カ國?地域における60件以上の域外鉄道プロジェクトに參與している。鉄道、特に高速鉄道は、一帯一路の重要分野、中國製設備の海外進出の、人目を引く名刺になっている」と述べた。