「今年は改革開放40周年の年にあたるが、改革を記念する最良の方法は、不斷に改革で成果を上げ、改革を徹底的に進めることだ。全方位的で深いレベルの大きな改革と自己改革は、改革の再出発に向けた一里塚になる」と、任暁春?全人代代表は語った。
「今回の國務院機構改革は、政府の運営効率を全面的に引き上げ、行政コストを低下させるものだ。また、資源配分で市場に決定的な役割を果たさせ、政府の役割をより良く発揮することを制約する體制の弊害を打破し、中國経済の質の高い発展を後押しするものだ」と、全人代代表で、海南省省長を務める沈暁明氏が述べた。
全人代代表で、四川省南充市の市長を務める呉群剛氏は、「國務院の機構改革案はこれまでの改革を踏まえたうえで、政府と市場と社會の職責の境界を定め、責任の所在を明らかにし、運営システムを最適化するものだ。また、機関と職責を足並み揃えて調整し、職能転換と実効性向上を同時に推進するため、中國の國家統治能力と統治水準の一段の向上につながる」との見方を示した。
「中國網日本語版(チャイナネット)」2018年3月15日