「シェア看護(hù)師」を聞いたことがあるだろうか。攜帯アプリを使い注文すれば、注射、點(diǎn)滴、薬の交換のために看護(hù)師を自宅に呼ぶことができる。

　多くのアプリが最近、このようなサービスを打ち出している。山東省、福建省、陝西省などでは密かに「シェア看護(hù)師」という醫(yī)療モデルが臺(tái)頭しており、醫(yī)療?衛(wèi)生分野內(nèi)で「シェアリングエコノミー」の高速列車を走らせている。専門家は、関連マニュアルを早期制定し、管理制度を健全化させるよう呼びかけている。

　某アプリのカスタマーサービス擔(dān)當(dāng)者は「ユーザーは攜帯電話で注文後、審査のため約20分待たなければならない。審査に合格すると、登録されている看護(hù)師がオンラインで受注する。これらの看護(hù)師は営業(yè)証書もしくは専業(yè)技術(shù)資格証を持たなければならず、一定期間の勤務(wù)経験を持つ必要がある。醫(yī)療リスクを引き下げるため、看護(hù)師と患者の雙方に無料で保険をかけている」と話した。

　山東大學(xué)第二病院介護(hù)部の林興鳳主任は「シェア看護(hù)師はインターネット＋醫(yī)療?健康モデルの革新と試みだ。患者は自宅で診察と治療を受けることができ、移動(dòng)する必要がない。これは家庭內(nèi)の介護(hù)によくある問題の解消、退院患者の介護(hù)サービスの延長を促し、醫(yī)療資源の合理的な分配?利用に対して大きな力を発揮する。看護(hù)師個(gè)人にとっては、プロとしての価値を高め、所得を増やすことができる」と説明した。

　陝西省西安市衛(wèi)生部門の職員は「シェア看護(hù)師には市場の需要があるが、契約看護(hù)師が資格を持つかは不明だ。自宅訪問サービスには醫(yī)療リスクがあり、醫(yī)療事故が発生した場合に多くのトラブルが生じる」と指摘した。

　西安市の最高等級(jí)の病院で働く介護(hù)部責(zé)任者は「自宅での點(diǎn)滴には一定の安全リスクがあり、緊急事態(tài)が発生した際に救急治療が困難なため、患者と家族は慎重になるべきだ。また関連部門は看護(hù)師の資格などの監(jiān)督管理を行い、進(jìn)出、責(zé)任、醫(yī)療リスクなどの規(guī)範(fàn)化を促し、訪問診斷?治療の安全を保障するべきだ」と提案した。

「中國網(wǎng)日本語版（チャイナネット）」2018年6月4日