中國アフリカ協力フォーラム北京サミット成果実施コーディネーター會議が24日、北京で開幕した。同日開催された中國側の金融機関責任者とアフリカ側のコーディネーターによる対話會には、中國アフリカ協力フォーラムの53のアフリカ側加盟國とアフリカ連合の閣僚級代表、および中國政府と金融機関の代表合わせて約300人が出席した。
會議では、中國國家開発銀行、中國輸出入銀行、中國農業銀行、中國建設銀行、シルクロード基金、中國アフリカ開発基金、中國アフリカ生産能力協力基金など、中國側の金融機関代表がそれぞれのアフリカ事業の特長と結び付けて金融政策と金融商品について説明し、アフリカ側と相互交流を進めた。中國側の金融機関代表は、「投融資協力は中國アフリカ経済貿易協力の重要な一環だ。中國アフリカ協力フォーラム北京サミット成果実施コーディネーター會議の期間中に、特別付帯イベントとして開かれる金融対話會の目的は、雙方の金融機関に直接交流の場を提供し、アフリカ側が北京サミットの『8つの行動』の取組をより良く理解し成功に導くことだ」と述べた。
「今回の対話會は非常に重要で、我々もこの交流の場を重視している」。ナイジェリアのBaba Ahmad Jidda駐中國大使は、「この場を通じて、雙方は金融協力プロジェクトの実施を一段と推進できる。中國がアフリカに提供する特別融資が歓迎されるのは、貸出金利が低いうえ、貸出にいかなる政治的條件も付加されていないためだ」と語る。
中國アフリカ経済貿易協力はこれまでになく良い時期にある。生産能力裝備、インフラ、エネルギー鉱産資源、農業民生――中國アフリカの実務協力は多くの重要分野で豊かな成果を積み上げた。中國アフリカ開発基金を例にとれば、同基金は現時點までにアフリカ36カ國と累計約50億米ドルの投資契約を締結し、中國企業のアフリカ進出と現地での発展を力強く推進しており、それによりもたらされる中國企業の対アフリカ投資は240億米ドルを上回る見通しだ。