第2回中國國際輸入博覧會は10日、上海で閉幕した。多くの國の政治家やビジネス関係者は中國の輸入博開催を高く評価し、輸入博は各國にユニークな展示と交流の場を提供したとの見方を示した。また、これは中國の開放拡大に向けた実務的な措置であり、各國に多くの新たなチャンスを提供し、世界と中國の共同的発展の重要なプラットフォームを構築したとみている。
フィンランド駐中國大使館商務參事官のJusa Susia氏によると、今回の輸入博にはフィンランド企業15社が參加した。フィンランド雇用経済省のJari Gustafsson副大臣は、「輸入博は中國と各國の経済貿易協力促進に絶好の機會を提供、フィンランド企業は質の高い製品と革新的技術をもたらし、中國企業と消費者の急速に高まるニーズを満たした。フィンランド経済にとっての中國の重要性は二國間の単純な貨物貿易を遙かに上回るものだ」と指摘した。フィンランドの有名な空気清浄機ブランドAir 0のCEO兼共同創設者であるValle Kulmala氏は、「輸入博はフィンランド企業の視野を広げ、業界のトレンドをよりよく理解するのに役立つ」とし、「より多くのフィンランド企業が輸入博の優れたプラットフォームを最大限に活用し、自社の発展ためにより多くの商機を勝ち取ることを望む」と述べた。
トルコ輸出業者協會(TIM)主席の?smail Gülle氏は、「中國の輸入額は今後5年間で10兆米ドルに達するだろう。トルコ輸出業者の目標はそのシェアを拡大することだ」と語る。現在、トルコが中國に輸出しているのは主に鉱石や金屬などの原材料だ。トルコはより高付加価値で高品質の製品を輸出したいと考えており、今回のような大規模な輸入博の開催は、トルコ企業に多くの好機を提供したといえる。イスタンブール化學材料?工業製品輸出協會(IKMIB)のAdil PEL?STER會長は、「トルコは今年、上海國家コンベンションセンターの136平方メートルの國家展ゾーンで、建築?食品?エレクトロニクス?化粧品の分野で59社が出展したほか、各企業の良質な製品も商業展ゾーンで展示した。Adil PEL?STER會長は、「我々は中國から多くのすばらしい協力の成果を持ち帰った」と述べた。