中共中央及び國務院が印刷?配布した「長江デルタ一體化発展計畫綱要」（以下「綱要」）が1日、公表された。綱要は各地の各部門に対して、実情と合わせ真剣に実施を貫徹するよう求めた。綱要は外國人永住などの政策?法規の試行を安定的に展開するとした。

　綱要は、國際人材導入政策を改善するとした。國際人材招聘政策の支援力を拡大し、海外人材の導入に取り組み、國際的なハイレベル要素の集約能力を高める。國際人材の認定、サービス監督管理部門の情報交換?相互認証を推進し、政策執行の一致性を保証する。

　綱要によると、長江デルタは今後外國人永住、外國人訪中活動許可、出入境便利サービス、留學生就職などの政策の試行を安定的に展開する。國際コミュニティの建設を推進し、インターナショナルスクールや國際病院などの関連公共サービスを改善し、國際人材総合サービス水準を高める。

　綱要はまた、教育?醫療?文化などの高品質公共サービス能力の強化を加速し、國際人材及び企業を対象とする総合サービス水準を高めるとした。

　中國は2016年に「外國人永住サービス管理の強化に関する意見」を発表し、経済発展の段階性及び地域的な特徴と結びつけ、外國人の訪中と投資の導入に取り組むとした。意見の規定によると、外國人は永住者証明書を持ち、中國域內で金融?教育?醫療?交通?通信?雇用?社會保険?財産登録?訴訟などの手続きを行うことができる。証明書保持者の中國滯在期間は制限を受けず、本人のパスポートと永住者証明書によって出入境できる。

　?中國網日本語版(チャイナネット)?　2019年12月2日