第16回北京國際モーターショー(以下「北京モーターショー」)が26日、正式に開幕した。この感染癥により半年近く延期された世界Aクラスのモーターショーは、最終的に「金の9月、銀の10月」に開催される運(yùn)びとなった。これまでデトロイト、ジュネーブ、パリなどの世界のモーターショーが次々とキャンセルされた。そのため北京モーターショーは今年、世界で唯一のAクラス國際モーターショーとなった。同時(shí)に各大手自動(dòng)車メーカーが年末の販売のラストスパートに取り組むなか、今回の北京モーターショーは今年の最も見所満載の自動(dòng)車の祭典になった。
今年は展示可能な場が非常に限られていることから、國內(nèi)外のほぼすべての有名自動(dòng)車ブランドが今回のモーターショーを重視し、最新の製品を展示する。VW、トヨタ、ホンダ、日産、フォード、GMなどの30以上の世界主流自動(dòng)車ブランド、國內(nèi)の一汽、東風(fēng)、上汽、広汽、吉利、長城などの民族ブランドの自動(dòng)車メーカーも、グループ內(nèi)のすべてのブランドと全シリーズの製品を大々的に展示する。
今回の北京モーターショーは「知恵で未來をけん引」をテーマとし、世界の自動(dòng)車業(yè)界の最先端技術(shù)及び製品を集中的に展示する。インテリジェント?コネクテッドや軽量化などの新技術(shù)と伝統(tǒng)的な自動(dòng)車産業(yè)の結(jié)合による革新的な展示品に焦點(diǎn)を絞る。世界の自動(dòng)車産業(yè)の製品アップグレード、ブランドアップグレード、産業(yè)アップグレード、移動(dòng)モデルなどの各方面の革新的な理念と成果を多角的に展示する。未來の自動(dòng)車生活への美しいあこがれと追求をけん引する。主催者側(cè)の発表によると、今回の北京モーターショーの展示面積は20萬平方メートルで、785臺(tái)が展示される。世界初公開は82臺(tái)で、うちグローバル企業(yè)は14臺(tái)。コンセプトモデルは36臺(tái)。新エネ車は160臺(tái)で、うち中國自動(dòng)車メーカーは147臺(tái)。
陣営別に見ると、自主ブランドは外資ブランドよりも丁寧にニッチ市場の掘り起こしに取り組んでいる。哈弗大狗、新寶駿RC-5W、領(lǐng)克06、広汽伝祺M8などの製品は、各主要ニッチ市場に分布しているが、これまでは注目度の低い製品のタイプだった。競爭が日増しに激化する市場環(huán)境において、自主ブランドは細(xì)分化に細(xì)分化を重ね、存在の可能性がある市場の「ブルーオーシャン」を掘り起こそうとしている。
外資ブランドは新エネ化の非常に顕著な流れを示している。これはジープ?ラングラーの「電気化」からうかがい知ることができる。ボルボXC40の新エネ版の登場、トヨタの展示ブースでお披露目された水素燃料電池車などは、外資ブランドが中國における長年の市場観察?判斷を経て、自社の発展方針をほぼ確定し、この分野に取り組み始めたことを示している。各社は中國人消費(fèi)者により豊富な製品を提供すると同時(shí)に、新エネ車事業(yè)に長年取り組んできた自主ブランドに一定の圧力をもたらした。
ハイエンドブランドが今回の北京モーターショーで展示する新製品は、スポーティーで個(gè)性的というより顕著なトレンドを示す。例えばBMWは自社のモータースポーツのノウハウを活かしたMシリーズを発表し、アウディはやや変わったQ5スポーツバックを発表し、若々しく個(gè)性的な製品の特徴を強(qiáng)調(diào)しようとしている。ランボルギーニが発表した限定版のURUSの販売臺(tái)數(shù)は、中國市場で年を追うごとに増加している。これは中國人消費(fèi)者の高級ブランドのスポーティーで個(gè)性的な製品への需要が拡大中であることを反映した。
「中國網(wǎng)日本語版(チャイナネット)」2020年9月27日