海外メディアは先ほど、中國の8月の輸出入データに焦點を絞った。米紙「ウォール?ストリート?ジャーナル」は、「中國経済の成長をけん引する馬車である輸出は8月、引き続き原動力を手にした。米國を含む一部の國が徐々に新型コロナウイルスの影響から立ち直っているからだ。これらの國は8月に、より多くの中國製の商品を購入した」と伝えた。

　中國が発表した最新の公式データによると、中國の8月の輸出額（ドル建て）は前年同月比で9.5％増となり、伸び率が7月の7.2％と比べ引き続き上昇した。また経済學(xué)者の7.3％という予想中央値を上回った。

　8月のデータは、中國の輸出が3カ月連続で前年同月比で増加したことを意味する。これは年初の狀況とは実に対照的だ。當(dāng)時は新型コロナウイルスにより、中國の工業(yè)部門と世界の水運ネットワークに深刻な影響が生じていた。

　経済學(xué)者は新型コロナウイルスの感染狀況が最も深刻だったころ、各國が國の門を閉ざし、世界の需要が減少することで、中國の経済要素における輸出が真っ先に影響を受けると予想した。ところが政府の厳格かつ効果的な感染対策及び経済支援策のおかげで、中國の輸出企業(yè)は第2四半期に世界の輸出に占めるシェアを拡大した。その一方で、その他の輸出國は感染癥により麻痺の狀態(tài)に陥っていた。

　米CNBCの報道によると、コンサルティング會社TS Lombardの中國チーフエコノミストのBo Zhuang氏は「3カ月連続の力強い輸出データは、今年下半期の中國経済の成長を刺激する。8月の輸入データには失望させられたが、大口商品の需要は非常に旺盛だ」と述べた。

　英紙「フィナンシャル?タイムズ」の報道によると、オックスフォード?エコノミクスのLouis Kuijs氏は「中國の輸出が3カ月連続で前年同月より増加したが、これは國際貿(mào)易にとって良い兆しだ」と話した。

　?中國網(wǎng)日本語版(チャイナネット)?2020年10月1日