中國の年に一度の中央経済活動會議が12月16日から18日まで北京で行われた。會議は、「新たな発展の枠組み構築のために、2021年はその第一歩を踏み出し、新たな情景を目にしなければならないこと」「経済運営を合理的な範囲に維持するよう努力すること」などの要求を提起し、2021年の経済活動をより良く成し遂げるために明確な指針を提供した。
會議では、感染癥の狀況推移と外部環境には依然として多くの不確定性が存在し、中國経済回復の基礎はいまだ堅固ではなく、來年の世界経済の情勢は依然として複雑で厳しいものであること、中國のマクロ経済政策は連続性、安定性、持続性を維持しなければならないこと、政策運営はより正確で効果的でなければならず、急変してはならないことが明確に指摘された。
また、新たな発展の枠組みは決して閉鎖された國內のみの循環ではなく、開かれたものであり、國內?國際の二つの循環が互いに促進し合う大循環だということを再度強調した。內需の拡大は、國內の大循環の核心であるとともに、國際的な循環を効果的に助長し、中國市場を世界の市場にすることだ。さらに、「國際的なマクロ政策の調整強化」「市場化?法治化?國際化されたビジネス環境の構築と運営」「環太平洋パートナーシップに関する包括的及び先進的な協定への加入の積極的な検討」を強調した。中國の開放が規則、規制、管理、基準などの制度面のレベルをさらに高まり、より広い範囲、より広い分野、より深いレベルの対外開放を実施する決意が示されている。
會議はまた、「引き続き多國間主義の旗印を高く掲げ、グローバルガバナンスの改革と改善に積極的に參畫し、人類運命共同體の構築を推進しなければならない」ことを強調したが、それは中國が多國間主義により大きな支えを提供し、グローバルガバナンスの體制をより公正で合理的なものにし、全人類の幸福を増進するためにいっそう大きなパワーをつぎ込む決意であることを示している。
計畫によれば、中國の「第14次五カ年計畫」期間(2021-2025)は全面的な社會主義現代化國家建設という新たな道のりの始まりとなる。明確な目標を持って著実な発展を遂げつつある中國は斷固として自國の問題を管理し、世界経済の回復により大きなパワーを注入していく。(CRI論説員)
「中國國際放送局日本語版」2020年12月20日