商務部は22日、「第14次五カ年計畫」の外資利用発展計畫を発表しました。計畫によりますと、2025年までに中國の外資使用実績は累計7000億ドルに達し、ハイテク産業の外資吸収比率は30%に達することが分かりました。
重點分野の參入障壁を緩和する面で、同計畫は、「電気通信、インターネット、教育、文化、醫療などの分野の関連業務の開放を徐々に推進すること」「外商投資法、輸送などの業界の業務範囲、人員基準などへの要求の緩和を推し進めること」「銀行、証券、保険、基金、先物などの金融分野の開放を著実に推進すること」「資本市場の対外開放を著実に深化させ、優秀な外國人投資家の上場企業に対する戦略的投資條件を緩和すること」を打ち出しました。
市場參入制限を持続的に減少させていく面から見ると、同計畫は、市場參入ネガティブリストをさらに縮め、倉庫業と郵便業、情報伝送、ソフトウェアと情報技術サービス業、賃借とビジネスサービス業、科學研究と技術サービス業及び文化、スポーツと娯楽業などの分野の參入許可事項を減らして、市場參入の障壁を引き下げることなどを明確に打ち出しました。
「中國國際放送局日本語版」2021年10月24日