車載半導(dǎo)體メーカーの芯旺微が先月、科創(chuàng)板でのIPOが受理された。自動運(yùn)転半導(dǎo)體メーカーの黒芝麻智能はこのほど、香港証券取引所に上場申請書を提出し、國內(nèi)自動運(yùn)転半導(dǎo)體の香港初の銘柄に向けスパートをかけた。資本市場の半導(dǎo)體分野への投資の意欲が日増しに高まっている。

　統(tǒng)計(jì)によると、昨年の世界の車載半導(dǎo)體の市場規(guī)模は約3100億元。持続的な開発と需要増に伴い、同市場規(guī)模は2030年までに6000億元を超え、企業(yè)に重大な契機(jī)をもたらす見込みだ。

　天眼査のデータによると、中國の半導(dǎo)體関連企業(yè)は現(xiàn)在49萬5000社超で、うち昨年の新規(guī)登記企業(yè)は32.7％増の11萬2000社超。今年1?6月の新規(guī)登記企業(yè)は3萬8000社超。

　自動車のスマート化と電動化の流れを受け、自動車のコストに占める半導(dǎo)體の割合が持続的に上がっている。統(tǒng)計(jì)によると、自動車のコストに占める電子部品の割合は12年の25％から21年の55％に上がっており、1臺に必要な半導(dǎo)體が1000個を超えるほどだ。企業(yè)の半導(dǎo)體年間生産能力は5000萬個以上で、國産化?量産化を?qū)g現(xiàn)すると同時に製品価格を大幅に下げている。

　國の政策の支持を受け、中國のスマートカー業(yè)界の景況感が近年、持続的に高まっている。自動運(yùn)転は自動車産業(yè)発展の主流の方向になっており、25年までに世界の3割弱の自動車が自動運(yùn)転機(jī)能を備えることになる。科創(chuàng)板研究センターのデータによると、今年上半期の科創(chuàng)板のIPO調(diào)達(dá)額は877億元で、うち48％が半導(dǎo)體メーカーだった。自動運(yùn)転半導(dǎo)體が科學(xué)技術(shù)及び人工知能の2分野を占めていることから、資本市場でより注目を集めやすい。

　國レベルで近年、車載半導(dǎo)體技術(shù)の研究開発を促す関連政策が次々と打ち出され、かつ半導(dǎo)體サプライチェーンの建設(shè)が強(qiáng)化されている。これは自動運(yùn)転半導(dǎo)體の発展に大きなメリットをもたらした。また上汽、長安、BYDを始めとする國內(nèi)トップ自動車メーカーも、車載半導(dǎo)體の國産化率を高める案を出し、國內(nèi)自動車メーカーの國産半導(dǎo)體導(dǎo)入を積極的に促している。

「中國網(wǎng)日本語版（チャイナネット）」2023年7月18日