世界義商総會理事で、浙江省義烏市の年畫企業の責任者である樓寶娟氏はこのほど取材で、「『中國竜』をテーマとする1000種以上の年畫と新年の飾りを発売した。以前は東南アジアからの注文が多かったが、今回は米國からが特に多い。當社の受注はすでに限界に達しており、今月は手元の注文を期限通りに交付するのが主な任務だ」と述べた。
舊暦の辰年が近づく中、210萬種の商品を持つ義烏國際商貿城は豊富な辰年の春節用品を販売している。これらの製品は中國市場に供給されるだけでなく、東南アジアや歐州などでも良く売れる。
樓氏は昨年8月に辰年の春節用品の販売を開始したが、現在も関連する受注が依然として好調だという。樓氏は出荷量を増やすため、義烏市婦女連合會と協力し、一部の製品の加工プロセスを周辺の山間部の県に移し、現地人の増収を支えている。
義烏國際商貿城に入居する業者の樓珍仙氏は、「昨年9月にマレーシア、シンガポール、米國の取引先が店內で中國竜のぬいぐるみを注文した。一度に3萬個以上も出荷した。いずれも伝統的なデザインだ。店の現在の受注は主に中國域內からだ?,F在は新疆や甘粛などのバイヤーに商品を出している。中國竜をテーマとするぬいぐるみは5種類あり、その大半が獨自にデザインした新商品だ」と述べた。
「低価格」はもはや、多くのバイヤーにとって最も重要な基準ではない。多くの取引先は、新しく、優れたものを選ぶのを重要としている。ある店舗の経営者である王彩憶氏は、「昨年10月に立體的な年畫の新商品を発売し、特許出願を行った。伝統的な年畫と比べると、この新しい加工技術はより複雑で、販売価格が高いが、よく売れている。ベトナムの取引先が先日、年畫を5ケース追加注文した。商品は発送済みだ」と述べた。
「中國網日本語版(チャイナネット)」2024年1月5日