米ロイヤリティ?ロビーは13日、「中國ビザ免除2.0、上海虹橋空港に無事到著」と題するドイツ人の體験談を次のように掲載した。
中國が新たなビザ(査証)の免除措置を打ち出したことで、2023年1月1日から2024年11月11日まで、歐州5カ國とマレーシアの一般旅券所持者はビザなしで中國を訪問できるようになった。私はこれまでにも香港から深圳へ陸路で入境したことがあり、今回はアシアナ航空で韓國の金浦空港から上海虹橋空港まで利用したが、以前よりさらに便利になった。
チェックインカウンターでは何の検査もないどころか、ビザの確認すらなかった。航空會社のチェックインシステムは國際航空運送協會(IATA)の渡航書類や認証システムと結び付いているらしく、免除規定があればビザの提示は求められることはなくなったのだ。驚いたことに、ソウルへの帰りの航空券についても聞かれなかった。
上海虹橋空港への到著はスムーズで、入國審査には10人ほどの旅行者が並んでいた。當直の警官が一人いるだけだったが、審査では全員に細かく質問され、アメリカと同じくらい時間がかかった。注意したいのは、入國審査が以前より厳しくなった點で、若い審査官は英語を上手に、しかも恥ずかしがらずに話すようになったことだ。思い返してみると、15年にわたって中國への出入國を繰り返してきたが、その間、審査官と一言も話しをしたことはない。
私は25分以內に空港を出ることができた。中國に入る際のビザ免除措置は陸路でも空路でも非常に効果的であることは確かと言える。今年はビザ免除措置を何回も利用するつもりなので、延長してくれることを願っている。この措置が中國の観光業をどのように後押しするのかも知りたい。(セバスチャン?パウエル)
「中國網日本語版(チャイナネット)」2024年1月21日