インドのシンクタンク「グローバル?トレード?リサーチ?イニシアチブ(GTRI)」のデータによると、中國は2023?24年度に米國を抜き、インド最大の貿易パートナーになった。中國とインドの同期の貿易額は1184億ドル。インドの対中貿易額が増加し、うち輸出は8.7%増となった。プレス?トラスト?オブ?インディアが12日、伝えた。
報道によると、インドと米國の同期の貿易額は1183億ドル。インドの対米貿易額が減少し、輸入の減少率は20%にのぼった。インド商工省のデータによると、中國は13?14年度、17?18年度、20?21年度にインド最大の貿易パートナーだった。米國は21?22年度と22?23年度。
GTRIがこのほど発表した報告書によると、インドの23?24年度の商品輸入額は6772億ドルで、うち中國からは1018億ドルで全體の15%を占めた。インドが中國から輸入する製品のうち工業製品は98.5%。インドの工業製品の輸入額は3370億ドルで、中國は30%と高いシェアを占めている。報告書によると、このシェアは15年前であれば21%だった。インドが輸入する工業製品に占める中國製品の割合の伸び率は、過去15年に渡り全體的な伸び率を上回った。
またインド紙「Economic Times」の最近の報道によると、インドの23?24年度の電子製品?通信機器、電器製品の輸入額は898億ドルで、うち中國大陸部だけで43.9%を占めた。
インドの経済學者はインド紙「Financial Express」の記事で、「インドが中國に輸出するのは主に鉱産物や金屬などの初級原材料だが、中國がインドに輸出するのは電子製品や機械などの付加価値を持つ完成品だ。インドは貿易の不均衡を解消し、市場參入を拡大し、相互投資を促す取り組みを続けてきた。インドは地域的な包括的経済連攜(RCEP)協定への參加を拒否し、貿易赤字を悪化させた」と述べた。
中國は最近、18カ月ぶりに徐飛洪氏を在インド大使に任命し、インド社會から注目を浴びた。徐氏は中國とインドの合同會見で、中國との貿易赤字に関するプレス?トラスト?オブ?インディアからの質問に対して、「インドの対中貿易赤字にはさまざまな原因がある。中國側はインド側の関心事を理解しており、意図的に貿易赤字を引き起こそうとしたことはない。中國市場はインドを含むすべての國に対して開かれている。中國は市場性のあるインド製品のさらなる中國市場進出を歓迎し、インド側が中國の輸入博、南博會、広交會などに參加するため便宜を図ろうとしている。インド企業が中國市場の需要とマッチし、より多くの経済?貿易協力の潛在力を掘り起こすため協力しようとしている」と述べた。
徐氏はまた、「雙方のビジネス人員往來は二國間貿易の促進に対して有益だ。インド側も中國のビジネス関係者のインド視察により便宜を図ることを願う」と続けた。
?中國網日本語版(チャイナネット)?2024年5月13日