中國の3級都市の住民はすでに、臺頭中の出境旅行勢力になった。そのうち海外旅行する人が増え、中國の出境旅行の成長を促進(jìn)している。香港紙「南華早報」が伝えた。
規(guī)模も富の程度も、中國の3級都市は北京市や上海市などの大都市とは比べ物にならない。これらの都市の多くの住民は國を出たことがないが、海外を旅行したいと強(qiáng)く願っている。住宅ローンや生活費の負(fù)擔(dān)が比較的軽いため、コロナ後の海外旅行の再開を受け、その多くの人が夢を葉えようとしている。
攜程旅行が発表した報告書によると、今年の國慶節(jié)連休中の4?5級都市住民の出境旅行の1日平均予約件數(shù)は、前年同期比で100%?300%増となった。去哪兒や同程などのその他のオンライン旅行プラットフォームにも同じような傾向が見られた。
米ウィラメット大學(xué)の経済學(xué)教授の梁燕氏(音訳)は、「中國の3?4級都市の住民の所得が増え続けている」と述べた。國慶節(jié)連休前の株価高騰も、中國人の楽観ムードを高め、旅行の需要を旺盛にした。華創(chuàng)証券が9日に発表した報告書によると、中國の3?4級都市の1人平均可処分所得の増加率は今年上半期、1?2級都市を上回った。消費能力を見ると、3?4級都市は大都市を追い上げており、かつこれらの都市では出境航空便が増えている。
3?4級都市の観光客の多くは短距離の出境観光目的地、特に中國公民のビザを免除する國を好む。最も選ばれている目的地はタイ、マレーシア、韓國。
攜程によると、中國の3?4級都市の住民のパスポート保有率が上がり、海外旅行の激増を促している。中國國家移民管理局の発表によると、今年上半期に全國の移民管理機(jī)関が発給した一般旅券は前年同期比23.2%増の1234萬冊だった。
「中國網(wǎng)日本語版(チャイナネット)」2024年11月7日