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習近平副主席がフランクフルト國際ブックフェア開幕式で演説 |
発信時間: 2009-10-14 | チャイナネット |
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?? ドイツを公式訪問している中國の習近平國家副主席は13日、ドイツのアンゲラ?メルケル首相とともにフランクフルト國際ブックフェアの開幕式に出席し、「文化交流を強化し世界の平和を促進する」をテーマに演説を行なった。一部詳細は次の通り。 主賓國として今回のフランクフルト國際ブックフェアに參加したことは、中國にとって世界各國の文化の粋を全面的に知り理解する重要なきっかけになると同時に、世界各國の人たちにとっても中華文化を身近に見て理解する重要な窓口になるだろう。 中國は30年余りの改革開放を経て、優れた民族文化を主導とし、外來の有益な文明の成果を積極的に吸収する文化発展の構図が形成されている。私たちは今回のブックフェアを通して世界に中華文化をアピールし、中國の出版事業の繁栄や発展ぶりを示して、各國の出版事業の成功した経験を參考にし、相互交流と協力の促進を期待している。 私たちは持続的な平和を維持し、共同で繁栄する調和の取れた世界の構築を主張している。世界各國の文化交流を強化し、異なる文化背景にある人たちの心の交流を拡大することは、調和の取れた世界を構築するための重要な方法である。文化が交流を豊かにし、溶け合う中でさらに多彩なものになる。 異なった文化の交流では異なる國々の人たちに、中國の孔子やドイツのゲーテ、イギリスのシェイクスピアを教えた。文化交流の促進は各國の人たちの切なる願いだけでなく、人類文明の進歩と世界の平和的な発展を促す重要な動力でもある。 文化交流には理解と尊重が必要であり、偏見や誤解を超えることも必要だ。文明の多様性は人類社會の客観的現実であり、この時代の世界の基本的な特徴でもある。 イデオロギー、社會制度、発展パターンの違いは、人類の文明交流を妨げるものになってはならず、なおさら互いが敵対する理由になってはいけない。積極的に文明の多様性を擁護し、異なる文明との対話や交流を推し進めて、お互いに排斥するのではなく學びあい、世界をさらに豊かで多彩なものにしなければならない。 私たちは民族のすぐれた伝統文化を守る中で世界の各文明の長所を取り入れ、各國の有益な文化を手本とし、中國の人たちの精神世界がさらに豊かになることを願っている。 私は中國テーマ館へのみなさんの見學を歓迎する。中國テーマ館には、中國のすぐれた伝統文化を記載した古書や、世界各國の著名な學術書の翻訳、また今の中國の経済や政治、文化、社會などの分野の狀況を反映した出版物も展示されている。歴史的な書籍と現代の書籍、伝統文明と現代文明、中華文化を広め世界各國の有益な文化を參考にすることは、中國の現代出版文化の特徴である。 中國テーマ館に展示されている様々な分野の出版物は、活力に満ち鮮明な特徴を持つ中國の出版事業を國際社會にアピールすると同時に、大きな変革が進んでいる現代中國を知ってもらうチャンスになるだろう。 ドイツのメルケル首相はあいさつで習副主席の開幕式出席を歓迎し、中國が主賓國になったことに祝意を表して、今回のブックフェアが文化大國の中國と世界の相互理解や信頼を促進する場になることを信じていると述べた。 習副主席は開幕式のあとに中國テーマ館を見學して中國主賓國のイベントに出席し、「書」の字にデザインされた背景用照明の點燈を行った。
「チャイナネット」 2009年10月14日 |
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